円安・物価高のニュースを見るたびに不安になる人は多いと思う。この記事は、資産形成の視点から円安をどう捉えているか、私の考えを書いている。
実感した円安・物価高の場面:家賃と返済額の上昇
円安・物価高を実感した場面として、不動産の賃貸価格の上昇、そして変動金利ローンの返済額の上昇が挙げられる。物価が上がれば家賃も上がりやすく、金利が上がれば返済額も増える。この連動を、身をもって体感している。
対策:インデックス投資は「日本を避ける」意識
円安・物価高への対策として意識しているのは、インデックス投資でできるだけ日本を含まない商品を選ぶこと。自分は日本で働き、日本で給料をもらっている。つまり、収入源としてすでに日本経済へのエクスポージャーを持っている状態だ。だからこそ、資産運用の面では外国株を持つ方がリスク分散になると考えている。
ただし例外もあって、自社の持株会は購入時に大きな補填が入るため、このリスク分散の考え方には反するが、それでも購入を続けている。
長期で見れば「株価の成長が為替を飲み込む」
資産形成の視点で円安を捉えるなら、株式の成長が為替変動を上回る傾向があるという理解が重要だと思っている。為替は円とドルのシーソーゲームのようなもので、行ったり来たりする性質がある。一方で、世界の株式市場、特に米国株や全世界株は、企業の利益成長とともに長期的に成長する性質を持つ。20年といった長いスパンで見ると、株価自体の成長(複利効果)が為替のマイナス分を飲み込んでしまうケースがほとんどだ。
さらに、「積立投資」という手法自体が、為替リスクを自動的に軽減してくれる効果も持っている。毎月一定額を買い続けることで、為替が高いタイミングでも安いタイミングでも平均化され、一時的な円安・円高に一喜一憂する必要がなくなる。
まとめ:円安は「短期の痛み」、長期投資は「時間が味方」
円安・物価高は生活面では確かに痛みを伴う。でも資産形成の視点で見れば、長期の積立投資はその痛みを時間をかけて吸収してくれる仕組みを持っている。短期の為替変動に一喜一憂せず、長期目線を持つことが大切だと感じている。



